他の誰かの人生を生きてはいけない

  • 2010/03/31(水) 18:13:34

珍しく、本のお話。

先日、梅田望夫氏の「ウェブ時代 5つの定理」という本を読みました。シリコンバレーのビジョナリーと呼ばれる起業家、投資家の言葉(格言?)を集めた、非常に素晴らしい内容でした。表紙−『ウェブ時代 5つの定理』


読み始めから、非常にインパクトを受けましたが、そのインパクトは薄れることなく、どんどん増幅し、最後に読み終えたときには久々、と言うより生まれて初めて、と言っていいくらい、本を読むことで体が熱くなるのを感じました。

1999年から2001年までの、いわゆるネットバブルの時代、私はシリコンバレーではなく、シアトルにいましたが、シリコンバレーのいろいろなネットベンチャーを見てきました。多くのベンチャーがIPOし、上がり続ける株価を見るに付け、日本のバブルを思い出し、少し危うさも感じたりしましたが、日本のバブルとの決定的な違いは、生き残ったベンチャーによって作られたビジネスが現在のネットビジネスの基礎を作り、大きな進歩を遂げる原動力となった事です。

そんな中で、私の中に「自分でも、いつかこんな新しい価値を世の中に提供できるような起業をしてみたい!」という思いが強くなってきました。

この本は、そんな思いを強くし、自分が思い描く自身の人生を歩むことを後押ししてくれたように思います。

中でも一番強く印象に残ったのは、アップルの創業者である、スティーブ・ジョッブス氏が2005年にスタンフォード大学の卒業生向けに行った講演内容でした。
その中の一部が日本語訳されたものが掲載されていましたので、引用させていただきます。
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君たちの時間は限られている。
その時間を、他の誰かの人生を生きることで無駄遣いしてはいけない。
ドグマにとらわれてはいけない。
それでは他人の思考の結果とともに生きることになる。
他人の意見の雑音で、自分の内なる声を掻き消してはいけない。
最も重要なことは、君たちの心や直感に従う勇気を持つことだ。
心や直感は、君たちが本当になりたいモノは何かを、
もうとうの昔に知っているものだ。
だからそれ以外の事は全て二の次でいい。
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偉大な仕事をする唯一の方法は、あなたがすることを愛することだ。
まだ見つかってないなら探し続けろ。落ち着いちゃいけない。
まさに恋愛と同じで、見つかればすぐにそれとわかる。
そして素晴らしい人間関係と同じで、年を重ねるごとにもっと良くなる。
だから見つかるまで探し続けろ。探すのをやめてはいけない。
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「他の誰かの人生を生きてはいけない」
涙が出そうになりました。体が熱くなるのを感じました。
最後にこの言葉はインパクトありすぎです。

この本は、今後、何度も読み返すことになりそうな気がします。
この本に出会えてよかった、本当にそう思いました。

ちなみに、ジョッブス氏の講演内容はスタンフォード大学のサイト
http://news-service.stanford.edu/news/2005/june15/jobs-061505.html
にテキストと動画が載っていますので、是非、見てみてください。

無念!初のリタイヤ

  • 2010/03/23(火) 19:42:04

先日、中国は海南島でアイアンマンに出場してきました。昨年も参加した大会です。
昨年は灼熱地獄に苦しめられ、レース後はげっそりとやつれてしまったのですが、今年は約1ヶ月早められたため、灼熱地獄は免れられると思っていたのですが・・・。

最悪のレースでした。
胃をやられて水・食べ物を受け付けなくなり、脱水&ハンガーノックでリタイヤでした。(Run20k付近)

スイムはアイアンマンには珍しくウェーブスタート。
といっても、年代別毎に整列させられ、5人づつ、適当に5秒間隔でスタートという、かつて体験したことのないスタート。
人のスタートを他人事のように見ているうちに自分のスタートがやってくるという、とても緊張感が持ちにくいスタイル。
まあ、クロカン式、ツールのTT式といえば、聞こえはいいですが・・・。
タイム計測はタイミングチップがすべてです。

しかも、1周950mで周回中にコーナーが5回ある、変形コース。
4周回もしなければならず、いちいち上陸することを考えるととても泳ぎにくいコースでした。
ただ、今年は流れも緩く、上りと下りの差は少ない上、波もなく、水面の状態としてはよかったですね。
調子は悪くなかったので、快調に飛ばしたつもりでしたが、コーナーが多いせいか、1時間4分もかかってしまいました。

バイクは昨年の痙攣の経験から、とにかく飛ばしすぎに注意!
と心がけ、1周目は慎重に入ったつもりだったのですが、予想以上に
タイムがよく、2周目に突入。
ところが、疲れてくるにつれ、痙攣しそうな状態になり、痙攣を回避するために踏み込みは厳禁。
そのため、後半ややペースは落ちたものの、5時間30分でバイク終了。
ここまでは想定通りのタイム。

バイクは抑えめに行ったつもりが、ランに入って体が動かない・・・。
水分、エネルギーの補給は十分にしていたつもりでしたが、やはり体は参っていたようです。ラン17kの折返し付近から少し頭がボーッとしてきて、20k付近で一気にフラフラになり、ストップ。
歩くことも立つこともままならず、コースマーシャルからもらった水を飲んだところで、大量の水を戻してしまい、少し休憩することに。結局、1時間ほど休んでもまったく改善しなかったため、リタイヤを決意しました。

20年間、アイアンマンをやってきて、20年目の節目の年にリタイヤとは情けない限りです。(あまりの悔しさに心に穴が空いちゃった感じ?)

でも、知り合いからは「挫折なくして成功なし」という言葉を掛けられ、少し力が湧いてきました。

まあ、また目標を見つけて、がんばろうと思います。
次のレースで、思った通りのレースをする以外に、このリタイヤの虚脱感から抜け出す方法はないでしょうから・・・。

アサリがうまい!

  • 2010/03/06(土) 14:37:46

先日、実家から大量にアサリが送られてきました。
(アサリ宅急便なんて赤い札が貼ってあって、ちょっと驚きましたが・・・)

私の実家は愛知県の三河湾に面した田舎町ですが、知り合いに言わせると三河湾のアサリは日本一うまいそうです。
そんなおいしいアサリを送ってもらえて、元々あさり好きの私としてはとてもうれしいのですが、何せ一人暮らし。大量に送ってもらってもなかなかなくなりません。

1日目は網焼き。口が開いたらすぐに醤油を垂らして食べる。個人的にはこの食べ方が一番好き!
2日目は酒蒸し。3日目は昼に味噌汁に酒蒸し、夜はアサリの鍋。
  ←アサリの味噌汁 味噌も当然三河の赤だし!

ここのところ、毎日アサリで、貝塚ができそうなくらい食い続けてますが、なかなかなくならない。仕方なく、冷凍にしました。

でも、しばらくはおいしいアサリが食べられるかと思うと、やはりうれしくなりますね。

今の時期はアサリが一番おいしい時期です。
やはり旬のものを食べるのが一番ですね。

それにしても、こういうときにクックパッドのレシピは役立ちますね。3日目の鍋はクックパッドのレシピを参考に作ったのですが、非常に美味でした。感謝、感謝!

DeNA南場社長の講演

  • 2010/03/06(土) 12:59:33

先日、ドリームゲートのイベント「大挑戦者祭2010」でDeNAの南場社長の講演を聞いてきました。

TOPコンサルタントから起業家への転身の経緯、事業の経緯(黒字になるまでに4年かかった)、今後の展望(米国での事業展開)などを話されてました。コンサルタントと経営者の違い、日米の企業環境の違い等の興味深い話を交えての講演でしたが、非常に面白いお話でした。と同時に、起業への思いを改めて強させてくれるお話でもありました。
(起業家になりたかったらコンサルタントになるな、とも言ってましたね)

私もコンサルタントを名乗っていますが、一番寂しいのは提案しても実行ができないことです。つまり、意志決定はできない。これは大きな違いです。でも、本当につらいが楽しいのは意志決定をして、実行することだと思うんですよね。

もちろんコンサルタントも事業ですから、自分の仕事に対して、意志決定をして実行するのですが、何かが違うんですよね。
南場さんもコンサルタントは「何を言うか」に腐心し、経営者は「何をするか」に腐心する、とおっしゃってました。まさにその通りだと思います。

日本発のベンチャーとして、Yahoo!、Google、Facebookのようなワールドワイドで成功を勝ち取りたいという思い、世の中にインパクトを与えられる事業を作り続けたいという思い、どれも共感できる事が多く、大変励みになりました。

私も起業するからには新しい価値を生み出したいと常々思って来ました。インパクトのある、新しい価値、いつか生み出したいものです。

残念! 日本の金メダルゼロ

  • 2010/03/02(火) 08:55:42

バンクーバーオリンピックも閉幕してしまいましたね。
オリンピックは4年に1度ということもあり、他のスポーツイベントよりも興奮しますよね。終わってしまったのは寂しいですが、結果が気になって仕事が手に着かないようなことも多々あり、その意味ではちょっとホッとしてもいます。
それに普段絶対にTV放映しないような競技も放映してくれるので、本当に楽しいです。かく言う私も冬季オリンピックの記憶は札幌オリンピックからですが、そのときに放映されたいろいろな競技に驚いたり、まねしたり。一番記憶にあるのが、バイアスロンですかね。スキーで走って、射撃して、という静と動の組み合わせは子供ながらにワクワクしました。当時、冬の遊びの定番はローラースケートだったので、スキーの代わりにローラースケート、射撃の代わりには土団子を作って標的代わりにし、石を投げて当たったらまた走り出す、という遊びをしてましたね。ひょっとすると私にとっての今のトライアスロンの原点はそこにあるのかもしれません。

さて、バンクーバーに戻りましょう。
今回もいろいろな名シーンがありましたが、私が一番強烈に覚えているのは、浅田真央の試合後の涙です。金メダルが取れずにこらえきれずに流した悔し涙。すごく気持ちが伝わってきて、私も熱くなりました。
実は今回のオリンピックで一番残念だったのは日本が金メダルゼロに終わってしまったことです。
またしても昔の話で恐縮ですが、私は学生時代にボート部に在籍していました。常にインカレ優勝を目指して激しいトレーニングをしてました。このボート部時代にたたき込まれたのは「優勝者以外はすべて敗者である」ということです。考えて見れば当たり前のことですが、こう思うのはなかなか難しい。でも、スポーツは勝負の世界ですから、真の勝者である優勝、金メダルにこだわって欲しいと思うのです。その意味で、金メダルがゼロだったのは本当に残念でしたし、そのこだわりを本当に見せてくれたのが、浅田真央の涙だったと思うのです。浅田真央ちゃんには是非、次回のオリンピックで金メダルを取ってもらいたいと思っていまし、あの涙を忘れなければ、必ず取ってくれるものと確信しています。

さて、スポーツ以外の世界でも、1位でなければ価値がないことはたくさんあります。大学時代の恩師には「研究の世界も1番以外は価値はない」と言われました。その通りだと思いました。ビジネスの世界でもその通りでしょう。ただ、ビジネスの世界がスポーツとちょっと違うのは競争の基準や土俵を自ら作り出すことができる、ということだと思います。一時、「ナンバーワンにならなくてもいい、オンリーワンになれ」みたいな言葉が流行りましたが、私の解釈ではこの「オンリーワン」はニッチな世界での「ナンバーワン」だと思っています。したがって、やはり「ナンバーワン」でなければ意味がないのです。ただ、このニッチな世界・競争の土俵を自ら作り出せば、「ナンバーワン」になることは比較的簡単だと思います。その意味では、独自の競争の土俵を作り出すことが「オンリーワン」なることだと思います。

振り返って、今の自分はこの競争の土俵を作り出せているのか?ということを自問してみると、まだまだできていませんね。もっとがんばらないと、というか、知恵使って土俵を作り出さないと!

結論がオリンピックからはやや離れてしまいましたが、やっぱり理屈抜きで「ナンバーワン」は「超気持ちイイッ!」と思います。